野澤零温が決めて彼島優が防ぐ!世界のビッグクラブ相手にPK戦を制して世界一?に輝く!|vsレアル・マドリードU-16 U-16キリンレモンカップ2019 決勝

2019年4月21日(日) 16:00 @柳島スポーツ公園
U-16キリンレモンカップ2019 決勝
FC東京U-16 1-1(PK:4-2) レアル・マドリード U-16

FC東京U-18が16歳以下の選手と5選手のオーバーエイジ(17歳)を加えて参加して、決勝進出したU-16キリンレモンカップ。ファイナリストとして迎える対戦相手は、“銀河系軍団”の愛称をもち世界規模のクラブとして有名なレアル・マドリードのアカデミー。クラブとしては、2003年8月5日の“雨の国立競技場”以来となる約16年ぶりの再戦となりました。

レアル・マドリードU-16には“ピピ”こと中井卓大選手がメンバーにいることでも注目された相手でしたが、PK戦の末に勝利して優勝を勝ち取りました。おめでとう!

<スターティングメンバー>
GK彼島優
DF新良介 中野創介 森田翔
MF大迫蒼人 梶浦勇輝 谷村峻 宮下菖悟
FW佐藤恵介 梅原翔琉 野澤零温

GKは彼島優選手。オーバーエイジ枠で参加の新良介選手、中野創介選手、そしてアルビレックス新潟U-15から加入した森田翔選手が先発メンバー入り。前線は佐藤恵介選手、梅原翔琉選手、野澤零温選手が名前を連ねました。

野澤零温が決めて彼島優が守る! 全員で勝ち取った戴冠!

【試合ハイライト動画】U16キリンレモンCUP2019 決勝 FC東京U-16vsレアル・マドリードU-16

試合は開始早々に宮下菖悟選手の右サイドからのクロスを野澤零温選手がヘディングで決めて先制点を奪う展開。その後アンヘル・チャモン・モラレス選手のミドルシュートで同点に追いつかれますが、世界規模のクラブ相手に退かず決定機をいくつかつくりだすも決めることができずに延長戦、そしてPK戦に突入。彼島優選手がレアル・マドリードU-16のPKを2本ストップするなど4-2で勝利しました。

ゴールを決めたのは野澤零温選手。PKでストップしたのは彼島優選手ですが、交代出場した選手を含めて消耗の激しいタフな試合を全員で高いモチベーションの中で戦い抜いた末の勝利だったと思います。お疲れ様でした!

MVPを受賞した彼島優の試合後インタビュー

PKを2本とめた彼島優選手がMVPを受賞しました。PK戦だけではなく、持ち前の集中力と運動神経でチームの勝利に大きく貢献したのを評価されたのだと思います。おめでとう!

ー試合を振り返って
苦しい時間が続いたけど、自分たちのプレーに徹してハードワークして、最後いい結果になってよかった。


ー試合前にチームで話したことは?
最後なんで、この雰囲気を楽しんでいこうと。
ーPK戦で2連続ファインセーブでしたが
いつもより比較的リラックスできて、結果につなげることができてよかった。


ーMVPを獲って
いろんな関係者の方々が立ちあげてくれた大会で、ハイレベルなチームと試合ができて、自分もいい経験ができた。MVPに満足せず、これからのサッカー人生に活かしていきたい。


ー中井選手と同い年ですが
代表で一度一緒になって、負けず嫌いなところは自分と同じ。お互いこれからも刺激し合ってがんばりたい。


ー目標の選手は?

デヘア選手です。


ーFC東京での目標は?
結果に満足せず、先を見据えて、がんばってスタメンを勝ち取って、試合に出続けられるよう、日ごろの練習からしっかりやっていきたい。

引用元:U16 キリンレモンカップ 2019 大会ホームページ
https://www.runway-football.com/game_interview_8.html

副賞はキリンレモン1年分

副賞はキリンレモン1年分だったようです。365本。

「ジダンにおすすめFC東京U-18」

この試合の弾幕芸。2019-20シーズンのレアル・マドリードトップチームを率いるジネディーヌ・ジダン監督へのメッセージ。そのうち、FC東京U-18出身の久保建英選手がライバルクラブに加入する・・かもしれませんので、もし対戦することになったらお手柔らかに…。