FC東京U-18出身者の中央大学FW矢島輝一選手に関する記事が東京中日スポーツに掲載されました。
今年初めに怪我をしてしまい崩れた矢島輝一選手の2017年シーズン。不安・恐怖・葛藤の中で得たFC東京トップチーム入り。FC東京に復帰してくれてありがとう!
今季の目標としては、夢だったFC東京入りを内定させたいというのがまずあって、それをかなえるためにも、ユニバーシアードで優勝することと中大でタイトルを取ること、この2つをクリアしたいと考えていました
ところが、関東大学リーグの開幕前に大けがを負ったわけです。ユニバを目指す全日本大学選抜のドイツ遠征で、左膝前十字じん帯を損傷してしまいました。3月1日のことでした
自分は全日本(大学選抜)の活動をいつもすごく楽しみにしていました。それを失うことになったので、気持ち的にきつかったです。けがをしてから3日間くらいは、夜になると自分の部屋で泣いていました
4月の終わりくらいにJ2のクラブからオファーがあったんです。けがをしていることをわかった上でのオファーでした。自分がFC東京を好きなことも理解してくれて、FC東京が自分を獲得するかどうかの判断も待つという話でした。こんなタイミングでオファーを出してくれるクラブがあるんだなと思ったら、すごくホッとして気持ちが楽になりました
FC東京がオファーをくれるということは、最初に中大のGMから聞きました。その連絡があったときは新宿駅のホームにいたんですけど、一瞬で鳥肌が立ちました。親にすぐに電話をしました。それが終わって携帯をポケットにしまおうとしたときに、落として画面を割ってしまったんです。もしかしたら、手が震えていたのかもしれません。本当にうれしかったことを覚えています
今は8割くらいの感じで走り込んでいるところです。ボールを蹴ることも少しずつできています。一時は心が病んでいたんですけど、やれることが増えてきたので、気持ちの部分の調子も上がっています。FC東京の来季の始動のときに100%で臨めるように頑張っています
引用元:東京中日スポーツ
[大学サッカー]中大エースFW・矢島輝一 けが乗り越えFC東京で恩返しだ
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/shutospo/news/CK2017100602000153.html
FC東京のことをこんなにも想ってくれている選手はそういません。4年ぶりの復帰となりますが、FC東京U-18時代にも見せていた強い気持ちを見せてほしいですね。