2017年12月10日(日) 東京ガス武蔵野苑多目的グラウンド(FC東京グラウンド)
FC東京U-18 3-2 青森山田高等学校
高円宮杯U-18サッカーリーグ・プレミアリーグEASTの最終節。
昨年に続いて、リーグ最終節に難敵・青森山田高校との試合でしたが勝利を飾りました!
他所でのゲームの結果次第・・という他力本願な中で見事逆転優勝を果たしました。
怪我人やFC東京U-23に人をとられる中でリーグ終盤は負けなしで走り抜けましたね!
<スターティングメンバー>
GK高瀬和楠
DF吹野竜司 篠原新汰 長谷川光基 荒川洸貴
MF横山塁 品田愛斗 小林幹 杉山伶央
FW吉田和拓 原大智
<リザーブ>
GK飯塚欣士
DF岡庭愁人 草住晃之介
MF寺山翼 小林里駆 久保建英 今村涼一
全員3年生のオーダーで挑むFC東京U-18。キャプテンマークは篠原新汰選手が巻きました。
怪我で離脱していた岡庭愁人選手がベンチ入りしています。
難敵・青森山田を振り切って初優勝!
FC東京U-18の優勝条件は下記2点を満たした場合のみ。
1.清水エスパルスユースが(柏レイソルU-18と)引き分け以下
2.FC東京U-18が青森山田高校に勝利
まずは目の前の一戦に勝つこと。しかし相手は勝てていない青森山田高校。
昨年のリーグ最終節では3冠の夢が途切れた相手でもあります。
全員3年生で挑んだFC東京U-18は品田愛斗選手、横山塁選手のゴールで2点を連取。
途中出場の久保建英選手のゴールもあり、最後は守りきって勝利しました。
文字にすることもできないこの試合、この結果。
あとは↑の行間を読んでください。やったーやったー!
試合後インタビューをざっくり書き起こし
佐藤一樹監督、篠原新汰副キャプテン、品田愛斗選手の試合後インタビューをざっくり書き起こしてみました。それぞれの立場、それぞれの想いが詰まったインタビューになっています。
【佐藤一樹 監督】
■皆さん、本当に嬉しそうですね!
昨年、ここで青森山田に負けてから1年間頑張ってやってきた。優勝できて選手らも嬉しいだろうし、我々コーチ陣も、FC東京としても支えてくださったサポーターに良い物を届けられたのではないか。
■他会場の情報は入っていましたか?
僕には入っていなかった。スタッフには入っていたと思うが僕はゲームに集中していた。
■逆転優勝が決まった時の気持ちはどうでしたか?
ほっとした気持ちと昨年の3年生が残してくれた宿題だぞと言っていた中で毎試合メンバーが代わり常に総力戦だった。リーグ戦はなかなか難しい部分もあったが最後はハートで、魂を持って戦ってくれたと思う。
■試合前に「FC東京らしいサッカーを見せたい」と話していました。良い試合を見せることができたのではないでしょうか?
そうですね。ハートのこもった良いゲームをしてくれたと思う。
■FC東京U-18としては初のチャンピオンシップ進出になりますね!
最後は躍動感をもって、楽しんで、FC東京らしいサッカーを見せることができればと考えている。
■この後、選手達には何て声をかけますか?
まずは「おめでとう」ということ。そして厳しいようですが「すぐ切り替えてチャンピオンシップに向けて頑張ろう」ということ。
【篠原新汰 副キャプテン】
■少し目が赤いですね?
感極まってしまった。
■いまどんな気持ちですか?
今まで積み上げてきたものを90分間で表現できて結果を残せたことが嬉しい。
■3年間練習を積んできたこのピッチで大事な試合を迎えました。どんな想いで臨みましたか?
まず自分らは勝つしかないという状況だったのでやってろうという気持ちをひとつに挑んだ。あとは自分らが積み上げてきたものをしっかり出そうということを話していた。
■(積み上げてきたものは)この試合で出せたんじゃないですか?
しっかりと出せた。最後の部分ではしっかりと気持ちで戦う部分も見せれたと思う。
■もう1試合あるが3年間戦ってきたこのチームはどんなチームですか?
サッカーに対して真面目な選手が多い。FC東京U-23の試合もありメンバーが入れ替わる中でしたけど、それぞれが目の前の1試合をしっかり戦えたと思う。
■初のチャンピオンシップ進出が決まりました。意気込みはいかがでしょうか?
東地区10チームの代表として、最後の1試合を悔いなく戦いたい。
■多くのサポーターが応援に来てくださいましたね?
沢山のサポーターの皆さんに応援していただけるのもFC東京U-18の良さだと思う。
【品田愛斗 選手】
■逆転優勝が決まりました。いまどんな気持ちでしょうか?
チームとしては(優勝に対して)期待しすぎずというコンセプトでやってきた。まずは目の前の試合に勝って終わろうという中でのこの結果なのでとても嬉しい。
■品田選手は2ヶ月ぶりのプレミアリーグ出場でした。
「しっかり仕事をしなければ」と話していましたがどんな思いで臨みましたか?
他のメンバーがここまで積み上げてくれたものなので、責任感を持ってやらなくてはならない中で勝利で終えて良かった。
■プロでも出していきたいという得点力を出せましたね?
あのセットプレー(先制点となる直接コーナーキック)自体は原大智選手を狙った。入ればラッキーというくらいだったが、結果的に自分の得点になって良かった。
■チャンピオンシップへの意気込みを教えてください。
まずは良い準備をして自分たちのサッカーを出せるようしっかりと練習していきたい。
■もう1試合・・期待しています!
FC東京U-18は勝たないといけないチームというプレッシャーがある中で、チーム全体として良い準備はできている。最後の試合もチーム一丸となって最高のパフォーマンスを出せれば良い。
OBや出身チームからの祝福ツイート
今年最終戦の対戦相手はヴィッセル神戸U-18
初めて挑むチャンピオンシップの対戦相手はヴィッセル神戸U-18に決まりました。
今年はJユースカップで対戦していて、小林幹選手と寺山翼選手のゴールで勝利しています。
とはいえ何が起きるかわからない一発勝負。今年最後のFC東京U-18の試合を応援しに行きましょう!
注目選手は来季トップ昇格するU-18日本代表FW佐々木大樹
■生年月日:1999年9月17日
■ポジション:FW
■身長/体重:180cm/77kg
■出身地:島根県浜田市
■チーム歴:
2010年~2013年/石見エスプリFC
2012年~2014年/レスポール浜田
2015年~/ヴィッセル神戸U-18 (2017年は第2種登録選手としてトップチームに登録)
■代表歴:U-18日本代表(2017)
■プレーの特徴:
フィジカルと高さを兼ね備え、柔らかなボールタッチが魅力の攻撃型オールラウンドプレイヤー。
今シーズンはトップチームで韓国遠征での大邱FC戦、プレシーズンマッチの仙台戦に出場。
引用元:ヴィッセル神戸
ヴィッセル神戸U-18よりFW佐々木大樹選手トップチーム昇格のお知らせ
https://www.vissel-kobe.co.jp/news/article/13705.html