【無料ライブ配信情報あり】これを知れば第44回 日本クラブユースサッカー選手権(U-18) 決勝戦が少し楽しくなるよってプチ話など

第44回 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)も決勝戦を残すだけになりました。どの対戦相手も強く、どの試合もタフなゲームになりました・・。

そんな厳しい中で選手を始めスタッフや関係者たちの頑張りによって、FC東京U-18は3年ぶりの決勝進出を決めました。この時期までサッカーを、FC東京U-18のサッカーを見せていただきありがとうございます!

今回は第44回 日本クラブユースサッカー選手権(U-18) 決勝戦を控えて、今大会のこれまでの戦績を振り返ったり、決勝戦の対戦相手であるサガン鳥栖U-18の選手たちとの因縁やら、そしてライブ配信情報を記載していこうと思います。

FC東京U-18とサガン鳥栖U-18。準決勝までの戦績を振り返る

まずはFC東京U-18。4試合戦ってPK戦を2つ勝ち抜けてきました。そして失点1の強固な守備が特徴的です。

FC東京U-18 2-1 名古屋グランパスU-18
FC東京U-18 0-0(PK:4-2) V・ファーレン長崎U-18
FC東京U-18 1-0 サンフレッチェ広島ユース
FC東京U-18 0-0(PK:4-3) 大宮アルディージャU18

続いてサガン鳥栖U-18。4試合戦って全てゴールしてきています。それも全7ゴールのうち5ゴールが70分以降という内容。底力のあるチームということでしょう。特に直近の鹿島アントラーズユース戦では84分から逆転勝利に持ち込んでいます。

サガン鳥栖U-18 2-0 ヴァンフォーレ甲府U-18
サガン鳥栖U-18 2-0 ジェフユナイテッド千葉U-18
サガン鳥栖U-18 1-1(PK:4-2) 横浜FCユース
サガン鳥栖U-18 2-1 鹿島アントラーズユース

サガン鳥栖U-18の要注意選手は?

筆頭で挙げられるのはキャプテンの兒玉澪王斗(こだま れおと)選手でしょう。サガン鳥栖に加入したのはU-18からで、トップチームに2種登録されて既に今季トップチームデビューを果たしています。2021年からのトップチーム昇格も内定している選手です。

昨年の日本クラブユースサッカー選手権(U-18)でFC東京U-18はサガン鳥栖U-18に0-2で敗れているわけですが、この2得点は兒玉澪王斗選手が決めたものです。

以前、メディアの取材で自身のプレイスタイルを語っていたことがあるので引用させていただきます。

兒玉「自分はどちらかというと、センターフォワードのほうが好きで、サガン鳥栖でいうと林大地選手のように前で体を張って、ゴールに直結するプレーだったり、自分は背後に抜ける飛び出しが得意なので、そういったハードワークだったり、テクニックの部分っていうのはあんまり自分は上手じゃないので、周りに任せながら、ボールが来たときにシュートを決めるっていうことを常に意識しています」

引用元:ゲキサカ
「Foot! THURSDAY」で鳥栖U-18のFW兒玉澪王斗主将とDF永田倖大を電話インタビュー
https://web.gekisaka.jp/news/detail/?305421-305421-fl

兒玉澪王斗選手以外にもサガン鳥栖U-18には良い選手はたくさんいます。特に年代別の日本代表にも招集歴のある田中禅選手はサガン鳥栖U-15時代から活躍しており、サガン鳥栖U-18のエースは田中禅選手とするファンは少なくありません。前述した兒玉澪王斗選手がFC東京U-18相手に決めたゴールも田中禅選手のアシストによるものです。

今年のサガン鳥栖U-18との因縁

“今年の”としたのには理由があります。

前述した昨年の日本クラブユースサッカー選手権(U-18)でサガン鳥栖U-18に敗れているというのもありますが、一番は3年前の高円宮杯第29回全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会の決勝戦でしょう。

【高円宮杯全日本ユース(U-15)】決勝 サガン鳥栖U-15 vs FC東京U-15深川

2017年12月28日 味の素フィールド西が丘。FC東京U-15深川とサガン鳥栖U-18の試合は前後半を1-1で終え、延長戦でも互いに1点ずつを加えて最終的にはPK戦に突入し、FC東京U-15深川はPK戦を5-6で敗れています。この試合を実際に戦い、悔しさを知っている学年が現在のFC東京U-18の中心となっています。

中村忠監督「ここまで来たら、FC東京らしさを前面に出して優勝して帰りたい」

中村忠監督とキャプテン・常盤享太選手が決勝戦に向けて意気込みを語っています。常盤享太選手からは3年前というキーワードも・・。

一方、FC東京U-18は、因縁の相手である鳥栖U-18へのリベンジを誓う。前回大会では1回戦で鳥栖U-18に敗れている。また、3年前の中学3年生世代、高円宮杯JFA全日本U-15サッカー選手権大会では、決勝戦で鳥栖U-15がFC東京U-15深川を破って優勝しており、当時のメンバーが両チームに多く在籍している。

FC東京U-18にとっては、二重の雪辱を果たすチャンスとなる。主将の常盤享太(3年)は、その2つの敗戦を経験している1人。先に試合を終えたために、まだ相手が決まっていない状態だったが「難しい1年でしたけど、この大会にかける思いでチームが一つになっている。中学3年の頃に全国大会の決勝で敗れているので、決勝で絶対に勝つということ、優勝しか考えていません。鹿島ユースも良いチームだけど、やっぱり、鳥栖とのリベンジマッチもやりたい気持ちはある」と気持ちを明らかにした。

中村忠監督は「ここまで来たら、FC東京らしさを前面に出して優勝して帰りたい。うちの伝統である守備、(攻守の)切り替え、球際(という特徴)を前面に出している大会ではありますけど、トップチームは、その中で点を取っているし、そういう選手になることを目指しているので、決めて点を取って、最後、勝ちたいと思います」と鉄壁の守備の堅持と攻撃の改善で頂点を奪う決意を示した。

引用元:THE ANSWER
FC東京VS鳥栖、U-18日本一かけ30日激突 前回準Vの鳥栖・兒玉主将「昨年のリベンジを」
https://the-ans.jp/news/140534/

ライブ配信情報

毎日新聞のサイトで無料ライブ中継がある予定です。準決勝では現在はFC町田ゼルビアでFC東京トップチームにも所属したことのある秋元陽太選手を解説に迎えて中継していました。URLは随時更新していきます。

https://mainichi.jp/clubyouth-u18

今年最後の公式戦! 悔いのないようぶつかっていこう!

このメンバーでやれる公式戦は残すところこの試合のみ・・あと1試合となりました。願わくばFC東京U-18に勝ってほしいところですが、それより選手やスタッフが悔いを残さないよう全力で臨んでいただければと思います。あと1試合、やりきっていただきたいですね! がんばれFC東京U-18!

2020年12月30日(水)11:00 @敷島公園サッカー・ラグビー場
FC東京U-18 – サガン鳥栖U-18