矢島輝一が5得点! 7選手が13得点を決めて2012年初戦を勝利で飾る!|vsリオFCU-18 第13回東京都クラブユースU-17サッカー選手権大会 決勝リーグ 第1戦

2012年1月25日(水)19:00 東京ガス武蔵野苑多目的グラウンド
第13回東京都クラブユースU-17サッカー選手権大会 決勝リーグ 第1戦
FC東京U-18 13-0 リオFC

今年も新人戦が開幕しました。その最初の一歩となる試合です。今年はどういうシーズンになるのでしょうか・・そんな期待と不安が入り混じった初戦は13ゴールを決めて大勝スタートとなりました。

<スターティングメンバー>
GK大野遥河
DF吉田一彦 浅野友亮 徳田康朗 武井謙介
MF二瓶翼 野沢英之 小泉将来 福森健太
FW岩田拓也 ブーゾ・アモス

<リザーブ>
GK
DF青木啓輔 柳澤優芽 五勝出竣仁 鴨池陽希
MF金睦燦 伊藤裕也 川上翔平
FW斎藤涼汰 岸寛太 天野将平 矢島輝一

GKで先発出場したのは新2年生の大野遥河選手。DFラインは新3年生となる吉田一彦選手、浅野友亮選手、徳田康朗選手、武井謙介選手が並びました。中盤ではこの試合キャプテンマークを巻いた小泉将来選手がチームを牽引します。前線は岩田拓也選手とブーゾ・アモス選手が並びました。

本吉剛「始動直後でコンディションが良い訳ではないけれど、それぞれが調整して来ている。自分の特徴を出して行こう」

FC東京U-18は序盤から積極的に主導権を奪いに行き、1分に野沢英之選手のパスを受けた福森健太選手がゴールを奪って先制!最終的に7人がゴールを奪い計13得点となりました。特に新2年生FW矢島輝一選手は後半開始からの出場で5ゴールを記録するなど大活躍でした。

キックオフ時間が近づくにつれ、冷たい風と共に舞い散っていた粉雪がピタリとおさまった東京ガス武蔵野苑多目的グランド。
3年生が引退し、世代交代して臨むこととなる第13回 東京都クラブユースサッカーU-17選手権大会。昨年、本大会で優勝したFC東京U-18は決勝リーグから登場する。
2012シーズンの公式戦初戦となる本試合で勝利を掴み波に乗りたいところ。白熱の試合は、19:00にキックオフされた。

序盤から東京がポゼッションを掴み、試合の主導権を握る。
開始直後の1分、ペナルティエリア内での野沢からのボールを、ゴール右側のスペースへ駆け上がってきた福森が、すばやいターンで切り返し、すぐさまシュート!!このシュートは、ゴールネットに突き刺さり早くも先制点を奪う!!
追加点が欲しい東京は攻撃の手を緩めない。
4分には、最終ラインの右サイド寄りにいたCB浅野から左サイドの吉田へサイドチェンジ。吉田が駆け上がり、バイタルエリア内に走りこんだ岩田が相手DF3人を背負いながら強烈なシュート。惜しくもシュートは相手GK正面。
そして迎えた7分、小泉を起点に野沢と二瓶がワンツー。このリターンパスを野沢が受け、左サイドに走りこんだ二瓶へ繋ぎ、そのままGOAL!!
そして2分後の9分、流れるようなパスワークからゴールが生まれる。浅野から前線への岩田へ繋ぐが、相手DFの動きを冷静に読み、最終ラインから駆け上がってきた吉田へパス。吉田から中に切り込んだ野沢へと丁寧に繋ぎ、野沢からオーバーラップした武井へワンタッチ。武井からゴール前に走りこんだアモスが放ったシュート気味のクロスに岩田が頭で押し込み3点目を奪う!!
立て続けに追加点を奪い、東京ペースで進むかと思いきや、試合は徐々にこう着状態となるもどかしい展開が続く。アタッキングサード内での攻防が続くも、相手が下がり気味のコンパクトな集中した守備を見せ、中々ゴールを割れない。東京の中盤は徐々に開き気味となり、チャンスボールが来てもゴールに迫れない展開。
また、少ないチャンスからカウンターを狙ってくる相手のあわやという局面もあったが、徳田と浅野のCBコンピがことごとく前線へ弾き返す。
この均衡を破ったのは東京。17分、左サイドから吉田が駆け上がり、ブーゾ アモスへパス。ブーゾ アモスのクロスを岩田がジャンピングヘッド。しかし、このボールは無情にもゴール上へ。ゴールは奪えなかったものの、良い流れを引き寄せる。
22分、吉田がゴール前の岩田へロングフィード。このボールを岩田が一閃!!ゴールネットに吸い込まれ4点目!!
さらに34分、中央の小泉から前線の岩田へボールを送る。相手DFをかわしながら岩田が、ゴール右へ走りこんだノーマークのブーゾ アモスへパス。そのままブーゾ アモスが放ったシュートはゴールネットを揺らし5点目!!
ここから前半終了まで、攻め続けるも決定機を欠き、そのまま5-0で前半を折り返す。

ハーフタイムでは、ボールをどこでどう取るのか?どう繋いでいくのか??などを考えながらプレーをすることを確認した。また、選手同士で互いの連携などを確認し合った。

ハーフタイムで7名の選手交代。
吉田に代えて鴨池、武井に代えて青木、二瓶に代えて金、小泉に代えて川上、福森に代えて天野、岩田に代えて斎藤、ブーゾ アモスに代えて矢島を投入した。

後半も攻勢を強めた東京のワンサイドゲームとなる。しかし立ち上がりは決定打を欠く展開。
47分、斎藤の放ったシュートは無情にもバーへ。49分には、青木と斎藤がワンツー。リターンパスを受けた青木がクロスを送り、これにゴール前の天野が飛び込むも惜しくも合わず。川上が中盤からチャンスメイク続けるもフィニッシュまで持ち込めない。
一瞬ヒヤリとする場面も。57分、相手にインターセプトから自陣ゴール前までボールを運ばれるも、鴨池が走り込み、前線へクリア。事なきを得る。
前半集中した守備をみせていた相手だが、徐々に疲れが見え始める。手を緩めることなく、相手自陣に釘付けにすると、ここから東京のゴールショーが始まる。
62分、左サイドの金がゴール前に送ったボールに矢島が反応。そのままゴールに流し込み6点目!!65分も矢島が決める。中央の野沢から右サイドへ駆け上がったフリーの川上へパス。川上からのアーリークロスに矢島がドンピシャで頭に合わせ7点目!!
そして矢島の3発目。68分、中盤の野沢から右サイドの斎藤へパス。斎藤が相手DFをかわしながら、このボールをオーバーラップした青木へ送る。青木がゴール前へセンタリング!矢島が見事に頭で合わせハットトリック!!東京の8点目となるゴールで相手をさらに突き放す。
1分後の69分には、左サイドからの攻撃。金が最終ラインから駆け上がってきた鴨池へパス。鴨池がゴール前へクロスを送り、川上が頭で押し込み9点目!!
73分、野沢に代えて伊藤を投入。
ここからも東京は止まらない。
75分、斎藤が中央をドリブルで突破し、前線へ駆け上がった青木へ繋ぐ。青木が相手DFが走りこむ前にすぐさまゴール前へクロスを入れ、反応した矢島が一閃!!10点目を奪う。1分後の76分には、左サイドから駆け上がってきた鴨池がクロスを送り、斎藤が右足を大きく振り抜き相手を意気消沈させるGOAL!!
東京ペースでの試合運びとなる中、ルーズボールから相手のカウンター。ゴール至近距離まで迫られるも、ここは浅野がすばやく戻り、落ち着いて前線へはね返す!
さらに83分には、斎藤がドリブル突破し、相手DFをかわしながらそのまま持ち込み、華麗なシュート!ダメ押しの12点目を放つ。そして85分、川上の左CKからニアにいた矢島がこのボールを豪快にネットへ突き刺し13点目!矢島はこの試合で5得点を上げる活躍。
このままタイムアップ。2012年の公式戦初戦を勝利で飾った。

試合前の「始動直後でコンディションが良い訳ではないけれど、それぞれが調整して来ている。自分の特徴を出して行こう」という監督の言葉通り、新体制での初の公式戦であったが、緊張に飲まれず、それぞれの個性が躍動しているように感じた。
「一戦一戦を大事に次の準備をしたい」という監督のコメントにあるように、順位決定戦へ繋がる今日からの3試合をきっちりと勝利へ向けて積み重ねていってほしい。そして次戦のFCトリプレッタユースでは、今日の課題を乗り越え、次戦へ臨んでほしい。

引用元:FC東京公式ホームページ
http://www.fctokyo.co.jp/home/index.phtml?cont=youth/u_result&stats=u18&year=2012

次の対戦相手はFCトリプレッタユース

FCトリプレッタユースと対戦する第2戦も東京ガス武蔵野苑多目的グラウンドでの開催となります。この調子で最後まで突き進め~

2012年1月29日(日)13:00
FC東京U-18 – FCトリプレッタユース