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FC東京U-18出身者で2021年シーズンからFC東京トップチームに加入している大森理生選手。日刊スポーツでプロとしての1日が特集されていました。プロ1年目、しかもコロナ禍という難しい社会情勢でどう過ごしているのか。が本人のコメントを含めて紹介されています。
「1人になってみて、落ち着いた生活の楽しさ、よさが分かるようになった」
これまでのアマチュアの世界からプロの世界に飛び込んだ大森理生選手。コロナ禍での練習、そしてコミュニケーションなど生活は大きく変わったようです。
DF大森は、社会人1年目らしさが漂うフレッシュな笑顔を見せた。「最近は練習後に(自動車の)教習所に通っています。そうではない日は寮の近くにカフェを見つけたので、そこでゆっくりしたりもします」。
加入してしばらくは、練習をこなすことに必死だった。午前練習の日であれば自主練習とウエートトレーニングを追加し、クラブハウスを出るのは午後3時ごろ。そんな新生活や、大学時代まで苦手だったコーヒー類の味にも徐々に慣れ、カフェでその日の練習の反省や課題の整理をする時間もできた。
コロナ禍でプロキャリアをスタートさせた。以前は「友達とご飯にいくとか、人と会って何かすること、みんなでわいわいするのが楽しかった」。生活は大きく変わった。商業施設なども休業になって外出自粛になった際は「家にずっといるとテンションも下がってしまいがちになるので」と近所を散歩するなどして過ごした。
ただ、どんな状況でも物事を前向きに考えられるのが大森の良さ。散歩ひとつをとっても、これまでは目に入っていなかった道ばたの花がきれいで、すれ違う人との何げないあいさつが気持ちよかった。
「1人になってみて、落ち着いた生活の楽しさ、よさが分かるようになったと思います。むしろ、自分にとって大事な時間の使い方を勉強できるというか。もしかしたら、コロナ禍でなかったら(新生活が)すごく楽しくなってしまって、友達と遊んでいたかもしれないし。必要な時間の使い方を探せます」。
仕事場であるクラブハウスでも、より感覚を研ぎ澄ませて過ごすようになった。クラブは自分にとって会社。1年目で見えていない部分が大半で、先輩と会話すれば初めて知ることばかりだ。「食事などにいけたらもっと勉強になる。そういうところではちょっと影響はあるとは思う」と率直に話しつつも、状況を受け入れ、工夫することの必要性を理解している。「練習を一緒にやっているだけでも勉強になるし、プレー中の確認や、ちょっと雑談混じりの話をきくだけでも勉強になる」。何げない会話をより大切にするようになった。
引用元:日刊スポーツ
FC東京 コロナ禍の1年目大森理生 会話増へ語学学習/Jリーガーの1日
https://www.nikkansports.com/soccer/news/202109300000533.html
「もうちょっと話せたらおもしろいのではと思っている」
チームメイトであるブラジル国籍の選手ともっと会話をしたいという理由で、現在はポルトガル語を勉強中とのこと。大森理生選手は自身が挑んでいる厳しい環境下で必要だと思うことを見つけ、挑戦を重ねています。
最近では、ポルトガル語の単語帳をネットで購入した。FWディエゴ・オリヴェイラ、レアンドロらブラジル人選手ともっと会話ができようになりたいと感じたためだという。
「何となく今はテンションや雰囲気でコミュニケーションをとるけど、もうちょっと話せたらおもしろいのではと思っている。いつも笑って話しかけたりしてくれるので」。
会話を大事にするようになったからこその気づきと、1人の時間が増えたからこその勉強。コロナ禍でプロという厳しい社会に飛び込んだルーキーの考え方と取り組みに、学ぶことも多い。
引用元:日刊スポーツ
FC東京 コロナ禍の1年目大森理生 会話増へ語学学習/Jリーガーの1日
https://www.nikkansports.com/soccer/news/202109300000533.html
岡崎悠利さんの記事でとても読みごたえがあります。ぜひ引用元のWeb記事にて全文を読んでみてください!
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