2021年4月11日(日)13:00 日産フィールド小机
高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ2021 EAST 第2節
FC東京U-18 2-2 横浜FCユース
37分、42分に横浜FCユースの原大貴選手にゴールを許す厳しい状況でしたが、後半に2点を取り返して引き分けにもちこみました。
<スターティングメンバー>GK彼島 優
DF中野 創介 森田 翔 石井 玲於奈 大迫 蒼人
MF宮下 菖悟 谷村 峻 安田 虎士朗 俵積田 晃太 加藤 大地
FW生地 慶多
<リザーブメンバー>
小林 将天 土肥 幹太 鶴巻 俊輔 岡崎 大智 桜井 秀斗 野澤 零温 田口 輝一
GKとDF陣は第1節から代わらず。中盤ではU-17日本代表候補トレーニングキャンプに参加中の梶浦勇輝選手に代わって宮下菖悟選手が先発メンバー入り。生地慶多選手がFW登録で先発出場しました。
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— 川崎 渉|Kawasaki Wataru (@Kawasaki_Wataru) April 12, 2021
谷村峻「後半の最初の内に点を獲らないと、絶対に勝てないなと思った」
後半に谷村峻選手のPKで1点を返すと、生地慶多選手が「正直周りから見るとそれまであまり良くなかった」と語るほどこの試合に関してはあまり良くなかった中野創介選手が同点ゴールを決めました。
「ベンチの椅子に座って、一番最初にチュウさん(中村忠監督)から『ビビってんじゃねえ』って言われました。でも、チームというかディフェンスラインがちょっと臆病になっていた所はあったので、言われて当然だと思います」と明かしたのは右SBの中野創介(3年)。不甲斐ない戦いぶりに、指揮官から猛烈な雷が落とされた。やるしかない。腹を括った青赤が、ようやく目を覚ます。
後半4分には左SB大迫蒼人(3年)の完璧なFKに、DF石井玲於奈(3年)がドンピシャヘッド。ここはオフサイドの判定が下ったものの、いきなりゴールへの意欲をセンターバックが打ち出すと、1分後には「前半が終わった後、これは『後半の最初の内に点を獲らないと、絶対に勝てないな』と思った」という谷村がエリア内で仕掛けてPKをゲット。これを自ら沈め、FC東京U-18が1点差に詰め寄った。
「後半にガラッと変わったのは、ハーフタイムの間に監督から喝を入れられたというのもありますけど、自分たちも試合中に考えながらポジショニングを取ったりしていました」と口にしたのは谷村。確かに石井とCB森田翔(3年)がビルドアップしている間に、ドイスボランチのMF加藤大地(3年)と谷村の引き出し方も大きく改善。ここを経由することで、前へとボールをスムーズに運んでいく。
終盤の39分。意外な伏兵が大仕事。FW生地慶多(2年)の落としを受けた谷村は、「今日の試合の創介は、正直周りから見るとそれまであまり良くなかった」と考えながらも、信じて右へラストパス。駆け上がってきた中野が「もう『入れ!』って感じで」思い切り叩いたシュートは、豪快にゴールネットへ到達する。チーム屈指のムードメーカーが披露した意地の一発。右サイドバックの同点弾で、試合は2-2のドロー決着。双方に勝ち点1が分け与えられた。
引用元:Jスタ
[プレミアリーグEAST]指揮官交代の横浜FCユース。FC東京U-18との“リスタート”は2-2のドロー決着
http://news.j-sta.jp/archives/1002867