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Youtuber活動中で現在は京都サンガF.C.に所属する李忠成選手。ご自身のYoutubeチャンネルにて、FC東京U-18で同期の梶山陽平さんをゲストに招いてユース時代の話やFC東京U-18出身者の話、その他様々な話題で語り合っています。
梶山陽平さんの存在は同級生からも特別だったようで、李忠成選手から天才と称されていました。動画は約16分のボリュームある内容となっていますが、ここではFC東京U-18関連の一部分のみ引用し、紹介します。
「カジ(梶山陽平)だけ理想が違う。見ている世界が違う。」
李:全ての監督が「彼は格の違いがある」「天才」とかそういうコメントを残している。多分、俺ら世代のサッカーを知っている人は「梶山陽平と言ったら平山相太に並ぶ天才」って言われていたのをカジは気づいていたの?
梶山:別にそんなでは無かったけど・・努力してたから。
李:(プレイの)発想ってどこから出るのか知りたい。天才ってどこから出るの?
梶山:イメージをして、その技術を発揮できるかは日頃の練習だと思う。
李:カジだけ理想が違う。見ている世界が違う。(練習から)毎回試しながら楽しんでいるっていう印象がすごくある。カジがいたからプロサッカー選手になれたと思う。というのはカジにサッカーを教えてもらったと思う。それは感じない?
梶山:俺も負けず嫌いだったから、そういうライバル的なのが李忠成だったり鎌田次郎だったりと競っていたから負けたくない気持ちでやっていただけ。
李:カジにサッカー教えてもらったって一番のエピソードは、自分がボールを貰いたくない時・・動きたくないんだけど「ここに動けよ」っていうメッセージ付きのパスを出してくること。カジの世界観でサッカーをやっていると思う。「そこに動くべきだろ」っていうところにあえてパスを出してくるから俺の中では「そこに動かなきゃいけないんだ」って動かされていた。最初の方は。「こういうサッカー感があるんだ」っていう幅がめっちゃ増えた。
梶山:俺はそういう感じはあまり無い。自分の感覚でやっていた部分もあるから。
李:スルーパスや楔のパスでも「ここに来なきゃいけないだろ」ってめちゃめちゃ言ってたじゃん。
梶山:自分の勝手なタイミングの部分もあったけどね。
李:その勝手な感覚は、俺はカジが日本で一番だと思うの。サッカー戦術を一番近くで教えてもらったというのは俺の中で財産。本当にありがとうございます。
「拳人(橋本拳人)はなんであんな上手くなったの?」
李:拳人(橋本拳人)はカジから影響を受けていると思う。
梶山:どうだろ。拳人も凄い・・足元も上手くなった。
李:めっちゃ上手くなった。なんであんな上手くなったの?
梶山:練習終わった後に安間コーチと止めて蹴るの基礎練習とかやってた。
李:拳人は成長幅が今まで見た中で一番ある。色々なことを相当考えていたんだろうね。
「建英(久保建英)の日本人とちょっと違う違和感を例えるなら・・」
梶山:メンタリティも凄いし、成長スピードが凄い早かったね。
李:一番最初に会ったのはいつ?
梶山:建英(久保建英)が中3か高1ぐらいでFC東京のトップ練習に来たりして。
李:その時の印象は?
梶山:技術や気持ちの部分は本当に大人と一緒だったけど、身体がまだ小さい。中学3年生とかだからまだ細かったけどそれ以外の部分は中3とは思えなかった。
李:サッカーセンスはどうだった?
梶山:センスはもう流石という感じ。
李:何が違ったの?バルサ(FCバルセロナ)から来たばっかじゃん?日本人とちょっと違うところっていう違和感を例えるなら何?
梶山:まずボールの持ち方も違うし、タッチが細かいドリブルでスピードに乗っている不思議な感じだった。
李:あとはボールの置き所?カジの感覚にもないボールの置き所なの?
梶山:左利きだけど縦にも中にもいけるし、右足も使えてシュートもある。左足しか使えないっていう訳じゃないから難しい。厄介、対応が。右足の基礎練とかも上手い。
李:久保くんがFC東京を去る時はどうだったの?
梶山:去る時は(チームの)中心になっていたしドリブルも全然取られなかった。課題って言われていた守備をしっかりこなしながら、本当に外国人みたいで90分落ちない。距離とかわからないけど。すごい守備も攻撃も走ってる。最後はそういうイメージ。
李:お前(久保建英)はニュータイプか!
FC東京U-18出身者同士の話はおもしろいですね!ここまでFC東京U-18関連の話題のみ引用させていただきましたが、他にも下記の話題で盛り上がっています。
- 長友佑都選手、米本拓司選手について
- 怪我のこと
- 適度にサボる重要性
- 励ましのイジり
- 梶山陽平さんが選ぶサッカーセンスが半端じゃないベスト3
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李忠成選手の軽快なトークも含め、全体的におもしろく濃い内容です。ぜひ動画をご覧ください!
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