計300名！FC東京U-18出身者の月別出生数を調べてみた！4月生まれは有利、早生まれは不利というのは本当か？

FC東京U-18出身者で、誕生月が公開された人が300名。何月生まれが多いのか。早生まれは不利というけど実際どうなのかを見ていきます。

今回対象としたのは下記の3つを満たした計300名です。計算違いや集計違いがあるかもしれませんがご容赦ください。

• FC東京U-18出身選手
• 誕生月が公開された選手
• 対象は今年高校1年生の学年まで

計300名！これが2020年までのFC東京U-18月別出生数だ！

簡単にですが月別にしてみました。これがFC東京U-18の月別出生率（仮）だ！

※（**%）：全300名と月別出生数の割合。小数点第2位以下は切り捨て

最多出生月と最少出生月は・・

出生数 上位月

最多出生月は58名の4月生まれ。次に50名の5月生まれ。その次に35名の6月生まれとわかりやすい結果になりました。この3ヶ月間だけで全体の約47%となっています。つまり、4月生まれに近ければ近いだけFC東京U-18に加入しやすいとしても良いのではないでしょうか。

1位　4月：58名（19.3%）　
2位　5月：50名（16.6%）
3位　6月：35名（11.6%）
4位　8月：34名（11.3%）

出生数 下位月

対して出生数が少なかったのは11月以降の5ヶ月。全体の約11%でした。早生まれだけに限定すれば18名しかおらず、全体の6%という結果でした。なんとわかりやすい結果・・。

8位タイ　1月、12月：9名（3%）
10位タイ　3月、11月：7名（2.3%）
12位　　　2月：2名（0.6%）

FC東京U-18卒団後、FC東京トップチーム在籍に繋がった数と割合は？

多くの選手はFC東京トップチームで活躍することを夢見て活動していることでしょう。FC東京U-18卒団後にFC東京トップチームに在籍した数・割合も調べてみました。つきまして、ここからはFC東京U-18の現役選手は対象から外しました。

※（**%）：月別出生数とFC東京トップチーム在籍者の割合。小数点第2位以下は切り捨て

トップチーム昇格に出生月は関係なし？

高校生年代からトップチームへ・・という段階で傾向は変わってくるようです。FC東京トップチーム在籍に繋がった数ですが、4月生まれから9月生まれの間でだいたい4~5名前後とそう変わらず・・という結果でした。続いて12月生まれが3名、1月生まれは2名とそれなりの数になっており、4月生まれに近ければ近いだけ有利・・とはいえない結果になっているかと思います。やはりプロは出生月で有利不利があるような世界ではないようです。

また、見る角度を変えて今度は「数」ではなく「割合」ベースで見ていきたいと思います。母数の多さではなく、何名中何名がトップチームに昇格したかによって出生月の質を見ていければと考えました。

さて、その結果はというと・・。

割合ベースでは12月生まれが最も割合高く、3選手のうち1選手がFC東京トップチームに在籍したという結果になっています。続いて1月生まれ、9月生まれと続きます。

1位　12月：約33%
2位　1月：約28%
3位　9月：20%

2月生まれは0%でしたが、3月生まれは約14%でした。FC東京U-18の半数近くが4月～6月生まれで構成されているようなので、U-18年代は誕生月が4月に近ければ近いだけ有利（FC東京U-18に加入しやすい）。ただし、FC東京トップチーム入りと出生月との関係性はそこまでなさそう・・というのが見えてきました。

年齢制限のないフル代表選手に出生月は関係ない！

サッカー選手として活躍すると、国家代表選手としてプレイすることになります。せっかくなのでフル代表（A代表）を例に見ていきましょう。

FC東京U-18出身者からフル代表選手として活躍したのは計6名。最も多かった出生月は7月生まれでした。4月生まれと5月生まれは共にゼロ。この数値はあくまでFC東京U-18視点のものであるという前提になりますが、年齢制限のないフル代表まで駆け上がるのに、4月生まれに近い方が有利諸々というのは当てはまらないようです。

今回の大人の部はFC東京トップチームとフル代表に限っての集計となりましたが、Jリーグに何名プレイしたかというのもそのうち調べてみたいと思います。お楽しみに～